今回は,部屋の間取りの決め方と,収納について決めたことを紹介します。
前回の記事はこちら→[二世帯住宅]僕たちが間取りでこだわったところ①[完全分離][部分共有] https://nisetai-life.com/116/
実家にあった家具が置ける間取り
置きたい家具を決めて,間取りを考える。
僕たちが二世帯住宅を建てるにあたって,もともと僕の実家があった土地を譲り受けることになっていました。
そのため,実家を解体することになっていました。
母は祖父母の家から嫁入り道具として大きなタンスを譲り受けており,実家は解体すれど,そのタンスは引き継ぎたいという希望がありました。しかし,そのタンスは3竿あり,大きさもとても大きかったため,部屋の間取りを考える際に重要なポイントになっていました。

間取りを考える際に,どんな家具を置くかということは,重要になってきます。
これは,ただ単に家具が置けるかどうかではなく,家具を運び込めるかどうか,家具を設置できるかどうかとも関係があります。
僕たちの家は,タンスを横並びに置けるように,母の部屋の横幅を広くとってもらいました。
また,タンスが運び込めるかどうか,通路の幅を見ながら,設計士さんと相談していきました。
ちなみに,積水ハウスは,基本の廊下幅が大きく作られているため,運び込む点は,あまり苦労しませんでした。
母の部屋は,タンスを収納とするため,部屋自体に収納は取らないといった点も,間取りを考える点でこだわったところです。
収納を考える
・収納を増やす前に,何を収納したいかを考える。
・どこに収納を増やすのか,生活をイメージしながら決める。
収納は多ければ多いほどいい!!
家を作る前にいろんな人に,家づくりの後悔を聞いた時,よく聞いた言葉です。
たしかに,物は引っ越しをしてから,どんどん増えていきます。減ることの方が少ないのではないでしょうか。
そのため,収納をたくさん作りたくなる気持ちはわかります。
しかし、家のスペースはもちろん有限ではありません。
いかに効率よく収納を考えるかが,間取りを考えるポイントでした。
うちの場合は,衣服は回遊導線の中のウォークインクローゼットにしまえるので,収納と廊下を兼ねることができました。その他にも,回遊導線のうち,ウォークイオンクローゼットとダイニングキッチンを繋ぐ通路はパントリーとしてとっています。
生活の動きの中で,手に取りやすい,片付けやすいところに収納を付けることで,
物をためこまない
整理整頓を心がける
ということが意識できると考えました。
また,親の世帯は何をどこにしまうのか,提案された間取りとにらめっこをして,すべて想定していました。
今家にある物で新居に持っていくもの,新しく購入しようと思っている家電など,物をリストアップすることもしていました。
つまり,収納を考えるとは,とにかく収納スペースを確保することでなく
生活をイメージして,収納場所を計画していくこと
だとおもいます。
むしろ,どこに何をしまっていくか考えることで,物の整理をしたり,不要なものを買わないようにもなると思います。
ぜひ,自身の生活に合った収納を見付けてみてください。
これからも,間取りのこだわりは発信していきたいと思います。
次回は,少しお休みし,解体工事について自身の体験を紹介したいと思います。
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