二世帯住宅で暮らして、子どもが祖父母を嫌いになった

二世帯住宅のストレスを感じているのは、私だけではないのかもしれない。

最近、子どもたちの様子を見ていて、そう感じることがあります。

うちの子どもたちは、祖父母のことが好きではありません。

何か大きな喧嘩をしたわけでも、ひどいことをされたわけでもありません。

でも、日常生活の中であれこれ言われたり、必要以上に関わられることに、子どもたちなりのストレスを感じているようです。

祖父母からすれば、心配しているだけなのかもしれません。

孫がかわいいから声をかけているだけなのかもしれません。

でも、子どもにも「今は話しかけないでほしい」「放っておいてほしい」という時間があります。

親に言われることとは違い、祖父母からも何か言われる。

家にいるのに、どこか気を抜けない。

そんな生活が続けば、「祖父母が嫌い」と思うようになってしまうこともあるのかもしれません。

近くに住んで、たまに会う祖父母だったら、もっと違った関係だったのかなと思うことがあります。

会えば優しくしてもらって、遊びに行けば楽しく過ごして、また自分の家に帰る。

そのくらいの距離感なら、祖父母のことを嫌いにならずに済んだのかもしれません。

でも、二世帯住宅は毎日顔を合わせます。

関わりたくない日もあります。

疲れている日もあります。

一人で過ごしたい時もあります。

それでも、生活が近すぎることで、どうしても関わる機会が増えてしまいます。

二世帯住宅は、親世代だけの問題ではないんだなと思います。

子どもたちにも、子どもたちなりのストレスがある。

「おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に住めて幸せだね」

そう思われることもあるけれど、実際に暮らしている子どもたちは、必ずしもそう感じているわけではありません。

親である私が二世帯生活にストレスを感じているように、子どもたちもまた、この距離の近すぎる生活に疲れているのかもしれません。

子どもが祖父母を嫌いになってしまったこと。

それは、私にとっても少し悲しいことです。

でも、無理に「仲良くしなさい」と言うことも違う気がしています。

子どもにも、苦手な人や苦手な距離感がある。

家族だから、祖父母だからといって、いつでも仲良くできるとは限らない。

二世帯住宅で暮らすということは、そんな現実もあるのかもしれません。

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