二世帯住宅に住み始めた頃は、
お風呂を共有することも、そこまで気にならなかった。
子どもが小さい頃は、
「おじいちゃん、おばあちゃんが先に入って、そのあと私たちが入る」
ということも普通だった。
でも、子どもが成長してくると、少しずつ変わってきた。
特に思春期になった子どもから、
「おばあちゃんたちが入った後のお風呂、嫌だ」
と言われるようになった。
一番風呂に入りたい。
自分の好きなタイミングでお風呂に入りたい。
誰かが入った後のお湯に入りたくない。
そう思う気持ちも、私は分かる。
「自分たちの家なのに、完全に自分たちだけの空間ではない」
そんな感覚が、子どもにも出てきたのかもしれない。
子どもが小さい頃には気にならなかったことが、
子どもの成長とともに、どんどん気になっていく。
子どもが成長したとき、
思春期になったとき、
どんな生活になるのか。
二世帯住宅に建てる前にそこまでの考えに及ばなかった。
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