二世帯住宅を建てる前、夫に言われていた。
「両親は優しいよ」と。
私自身も、義両親が意地悪な人だとは思っていなかった。
むしろ、困ったときには助けてくれるし、子どもたちのことも気にかけてくれる。
だから、二世帯住宅で一緒に暮らしても、きっとうまくいくんだろうと思っていた。
でも、実際に住んでみると違った。
優しいけど、距離が近い。
学校のこと、習い事のこと、子どもの予定。
いろいろなことに関わろうとしてくれる。
心配してくれているのも分かる。
悪気がないのも分かる。
だからこそ、「そこまで関わらないで」と言いにくい。
私は、自分のペースで生活したいタイプ。
家族だけで過ごす時間も大切にしたいし、子どものことはまず親子で考えたい。
困ったときは、自分から相談したい。
でも、こちらが頼む前に先回りして関わられると、少しずつ疲れてしまう。
こんな人は、二世帯住宅をよく考えたほうがいい
・自分のペースで生活したい人
・家族だけの時間を大切にしたい人
・子どものことは親子で決めたい人
・人に気を遣いやすい人
・断るのが苦手な人
・家では気を抜いて過ごしたい人
・夫婦や親子だけで問題を解決したい人
・子どもの成長に合わせて、祖父母との距離も変えていきたい人
もちろん、二世帯住宅が合う人もいる。
祖父母との距離が近いことを「安心する」「助かる」と感じる家庭もあると思う。
だから、二世帯住宅が悪いわけではない。
ただ、
「義両親が優しいかどうか」だけでは、二世帯住宅がうまくいくかは決まらない。
優しい人でも、干渉することはある。
そして、優しいからこそ、その干渉を嫌だと言いにくいこともある。
私が二世帯住宅に住んでみて思うのは、
一緒に住む前に見るべきなのは、「優しい人か」だけじゃなくて、「お互いにどれくらいの距離感で暮らせる人か」だった。
住む前に「優しいよ」と言われて安心していた私。
でも実際に暮らしてみて分かった。
優しいことと、干渉しないことは、別だった。