昔と比べて、平均寿命が大きく延びた。
二世帯住宅で一緒に暮らす期間も、それだけ長くなっている。
昔は、親と同居する期間が今より短かった家庭もあったかもしれない。
でも今は、親も元気で長生きする時代。
子どもが成長して独立しても、親との生活はまだまだ続く。
親にとっては、子どもや孫と一緒に暮らせる安心感があるのかもしれない。
でも、子世帯には子世帯の生活がある。
子育てが終わっても、自分たちの老後が始まっても、ずっと親との距離が近いまま。
お互いに悪気がなくても、生活習慣や価値観の違いはなくならない。
むしろ、長く一緒に暮らすほど、積み重なるものもある。
二世帯住宅を建てたときには、こんなこと考えてもみなかった。
長生きする時代だからこそ、家族であっても適度な距離が必要なのかもしれない。