最近、子どもが祖父母との「共有」を嫌がることがある。
例えば、祖母が素手で触った食べ物。
「食べたくない」
と言う。
祖父母が普段使っている食器を使うのも嫌がる。
以前はそんなことを気にしていなかったのに、成長してから少しずつ変わってきた。
私は、それほどおかしいことではないと思っている。
思春期になれば、自分のものと人のものを分けたくなったり、他人との距離を意識するようになったりする。
「おばあちゃんが嫌いだから」ではなく、
「これは自分は嫌だ」
という感覚なのかもしれない。
でも、二世帯住宅で暮らしていると、どうしても祖父母との距離が近い。
食事も一緒になることがあるし、食器や生活用品を共有することもある。
だからこそ、
「家族なんだから、それくらい気にしなくてもいいでしょ」
となりやすい。
でも、家族だからといって、嫌なことまで我慢しなくてはいけないのかな。
私は、子どもが「嫌だ」と感じたことは、できるだけ尊重してあげたい。
祖父母を嫌っているわけでもない。
ただ、自分が心地よく過ごすために、少し距離を置きたいだけ。
一緒に暮らしているからこそ、そういう小さな「嫌だ」も大切にしてあげたいと思う。
大人からすると些細なことでも、子どもにとっては大事な境界線なのかもしれない。