私は、二世帯住宅はおすすめしません。
むしろ、どうしても二世帯で暮らさなければならない理由がないのであれば、
二世帯住宅なんて、なくなってしまえばいいとすら思っています。
もちろん、お金の面で支え合わなければ生活できないとか、どうしても二世帯にする必要がある理由があるなら、話は別です。
でも、
「長男だから土地を継ぐから」
「将来、親の介護をするから」
「孫と一緒に暮らせるから」
そんな理由だけで、まだ何年も先のことを考えて、早い段階から二世帯住宅にするのは、私はおすすめしません。
実際に一緒に暮らしてみないと、分からないことがたくさんあるからです。
もし、それでも二世帯住宅にするなら、ルール作りは必須だと思います。
そして、そのルールは夫婦だけでなく、親世帯にもきちんと理解してもらう。
「家族なんだから」
「同居なんだから」
「いつでも行き来していい」
そういう曖昧な状態で始めないこと。
私なら、もう一度二世帯住宅を選べるなら、完全分離にします。
玄関も、お風呂も、生活スペースも、共有部分は一切いらない。
それくらい、お互いの生活に干渉しない距離が必要だと思っています。
もちろん、完全分離にしたとしても、
「最近、顔を見せに来ないね」
なんて言われる悩みはあるのかもしれません。
一緒に住むことと、いつでも干渉できることは、別。
これから二世帯住宅を考えている人には、
「本当に二世帯でなければいけないのか?」を、建てる前にもう一度考えてほしい。
私は、そう思います。

